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そうとくん

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過酷な風邪・・・その正体は!?

 またまた、お久ぶりです♪
昨日は、恐ろしくも寒い一日で・・・・・・
そして、今朝眼が覚めたら、こうなっちゃってました!!!
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↑大雪・・・・!
真冬並みの大雪ですっ(焦)
すでに三年目のイエンタイですが、、、この突然の真冬到来の気候には、未だ慣れないわたし。。。
おまけに、つい先日まで一週間以上も家に篭りきりだったのでねっ。。。

・・・というのも、実は、ソウトさんとわたし。
風邪ひいてました。
それも、キツーイやつ。。。

実は、このところ、高熱を出す風邪がとても流行っていた!
幼稚園のクラスでも友達が順番に高熱で休んでいたのは知っていたし、、、別の居住区に住む日本人の
お友達も発熱してたし・・・
うちの幼稚園でも、新型インフル対策の予防チラシとかも配られてたし・・・
で、突然の発熱!

朝37度あった熱が2時間あまりで39度へ・・・・!
予め、友人にこの風邪の特徴や病院にいくタイミングを相談していたため、一応慌てることはなかったが、
久々に高熱によってしんどそうなソウトがいた。

実は、ソウトくん。
C国で生活してもう二年が過ぎたが、ありがたいことに、お熱や風邪でこっちの病院にかかった経験がなかった!しかし、世界的にインフルが流行るなか、今回の風邪は違うかな!?と思い、市内にある、イエンタイで一番良いとされる病院へ行ってみた!
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見た目一応綺麗です☆

おまけに、初めて医療通訳の李さんもお願いした!

この医療通訳さん。契約をすると、病院の受付から、診察、血液検査やその他色々な検査から、最後の処方箋まで、色々面倒をみてくださる、とてもありがたいかた。
医療用語が専門なのと、順番に並ばないお国C国の病院では、かかせない方だという。

高熱の中、ソウトを市内まで車で連れて行く中で、李さんは病院へ先回り、ソウトの順番を取っておいてくださった!
しかし、この季節、病院もモリモリ人が多く、20番待ち!!!
約1時間以上待ちである!!!

C国の病院は前金制で、カルテは自分保管!
小児科の待合室は、人で一杯のため、ロビーでずーっと待ち、時々李さんが、順番を見に行ってくださった。
ソウトは、その間、眠いためか!?高熱でか!?ぐったりしていて、ずーっと抱っこ。

そして、やっとこさ、順番がまわってくる。
白髪のおばあちゃん先生。
ソウトの症状を伝えると、まずは聴診器で胸の音を聞いてくれ、血液検査へまわされた。
大体の人が血液検査をさせられるらしい。

血液検査の窓口は、これまた人一杯!!!
まるで、銀行のような窓口に、看護婦さんが居て、一応順番に手の指を差し出し、針を刺し、血液を採取する!
というような流れ。
ここでも、30分以上待たされ、その間、ずーっとぐったりな息子。

さていよいよソウトの番!というところで、やっぱり、恐がる彼。
指に針を刺す、血液検査は初めてだからか・・・?泣きながらなかなか指を出そうとしない。

周りの患者も、イライラしているので、

「早くしなさいよ~!!!」

と野次がとぶっ。。。

わたし「ソウト!急がないと、帰れないよ!」

ソウト「待って待って!涙拭くから!」(何かと理由をつけて、指を出そうとしない息子)

看護婦さん「早く指だして~!」

ソウト「等一下!!!痛不痛????」(待って!!!痛い痛くない??)

看護婦さん「不痛!!」(痛くないよ~!)

とこの切羽詰まった状況でも、C国語と日本語を使い分けていたは、さすがですなー。
そして、度胸が定まらない息子の指を無理やり、前へ出させたわたし。。。仕方ないよね。

ソウト「イタイイタイイタイ(><)!!!」

と叫んでおりました。。。

血液検査も無事終わり、結果も10分くらいで出たので、先生のところへ持っていくと・・・先生は、お昼ご飯に行っていた・・・。
ということで、午後診察の13時30分まで、ランチタイムへ。

検査が終わってほっとしたのと、解熱剤が少し効いたのか・・・?食欲も出てきたみたいで、マックに行きたい・・・・とソウト。
午後からも診察あるし、テンション上げるため、仕方なく近くのマックへ!
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なぜか?食欲はあり、マックのポテトMサイズをたいらげた。

13時半に戻り、検査結果を診て貰いに先生のところへ行くが・・・さっきの先生。
お昼休憩から戻らず・・・別の先生へ診てもらうことに。

お診たては、「細菌性の風邪」という。
高熱があったので、眼のあたりが痛いという本人。
それを聞いたら・・・
「眼科へ行ってみて・・・・。」と、バッサリ先生。

診察の合間にも、色んな患者が割り込み話をしていくが、それをなんとか阻止して、医療通訳さんに
頑張っていただいた!

イエンタイの一番良い病院でも、日本のようなインフルエンザ検査は出来ないらしい。
出来るのは、血液検査によって、せいぜいウィルス性か細菌性かを見分ける程度。
しかし、頂いた薬は・・・・・
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右から、
・解熱剤
・抗生物質
・抗ウィルス薬(漢方)
であり、細菌性のはずだったソウトさんにも、抗ウィルス薬が処方されていたので、どうも診察結果が解せない!

お世話になった医療通訳さんと別れ、家路へ!
しかし、その晩のお熱は、ぐんぐん上がり、40度に達してしまった。。。。

解熱剤と上手にお付き合いし、何度か使わせてもらったが、このナゾの熱風邪は数日続いたのであります。

先日の、病院での診察結果がどうしても解せないワタクシ。
幼馴染で小児科医のSちゃん先生に血液検査を添付してメールさせてもらったところ、
彼女のお見立ては、「ウィルス性の風邪」でした。
あれっ!?結果が違うっ。

ウィルス性と細菌性の風邪を見分けるには、血小板や白血球の数値にかなりの違いが現れるようです。
今回も、またまたSちゃん先生にとても、助けられました。

高熱や風邪による、肺炎や脳症の疑い、それから、喉の腫れ・・・などは、直接こっちのお医者様に診て貰うしかないけれど、現役の日本のお医者様に、こっちでは診立ててもらえないような細かな情報をいただけるのは、母親として、ほんとうにありがたい!!!そして、安心する♪
心から、感謝よ☆
Sちゃん♪♪♪いつも、ありがとうね!
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↑ソウトさんと囲碁とかして過ごした風邪休暇♪

・・・そして、2日後。。。
まんまと、私にも感染したのであります。。。

全身の体のだるさ、腰や頭、首や肩の激痛・・・(><)
そして、38度5分の熱。。。
未だ経験したことの無い風邪で、友人達が次々と感染していったのが分かるくらいに、
強い感染力と辛い風邪でございました。

同時に、日本人の友達も、殆ど感染。
こーんなに、強い感染力と高熱の風邪って・・・インフルじゃーないのかねー?
と毎日のように、友人達と電話で会話。
「そっちの調子はどう???」
ってね。

そうやって、支えあえる友達が居て本当にありがたい!と改めて感じたこの数日でした。
しかし、ウィルス名も細菌名も分からないまま、この風邪のピークが過ぎようとしている今日この頃。
それが、なんとも悔しい。
インフルならインフルで、一度かかれば、それはそれで安心できるのにね。。。
何度も言うけど、やっぱりC国の医療には、まだまだかなり頑張ってもらわねばなりませんぞ!!!

また、日常生活が大雪の中再スタート!
テンション上がりませんが、ぼちぼち、日常生活に慣らして行きまーす!

そして、今日から、この大雪のなか幼稚園復帰したソウトさん。
私も、まだ本調子ではないので、この寒さのなか、ゆっくりとペースを戻していきたいね。
あーしかし、病気をすると心身ともにとてつもなく疲れるねぇ~。この国は。。。
by chie616s | 2009-11-16 12:15 | 家族